脊柱管狭窄症手術体験記(手術当日:入院4日目)

脊柱管狭窄症 手術 体験記

脊柱管狭窄症手術の当日。この日は人生で初めての大がかりな手術を受け、忘れられない1日となりました。

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手術当日の朝 家族がお見舞いにきてくれました。

手術当日の朝は、少し緊張していたせいかよく眠れませんでした。

朝7時に目を覚ますと、担当看護師さんが点滴を打ちに病室にきてくれました。

まず、手術のための青色の手術衣に着替えました。この服を着ると、「いよいよだな。」という気持ちになりました。
脊柱管狭窄症 手術

次に、点滴を入れるための注射を打ちました。看護師さんいわく、これは「血管確保」と言われるそうで、手術中に血圧が下がって血管が見つけられなくなった時に備えて、事前に注射針を血管に刺しておく意味があるそうです。

血管確保の注射を打つ場所については様々あるそうなのですが、血管確保の後の動きやすさも考慮して、私は手の甲に注射針を入れることになりました(結構痛かったです 汗)。
脊柱管狭窄症手術 注射

こんな感じで点滴につながれてしまいました。
脊柱管狭窄症 手術

昼前になると、家族が集まってくれました。ちなみに、私は息子1人と娘2人がいますが、次女は県外の大学の試験でこの日は来ることができませんでした。長男と長女は県外からわざわざ帰省してきてくれました。

このときは元気だったので家族でお喋りを楽しみながら楽しい時間を過ごしていたのですが、この後からは地獄を見ることになりました。
脊柱管狭窄症 手術

全身麻酔で意識を失い、激痛で目覚める

手術は午後から始まりました。

手術用のベッドに横たわり、看護師さんにベッドを押してもらいながらオペ室に入りました。オペ室に入る前には、名前・生年月日・病名の確認が行われました。

私の腰部脊柱管狭窄症手術は腰の切開を行うため、もちろん全身麻酔での手術となります。

事前のリスク説明で術後後遺症のリスクはきちんと理解していたので、「どうか手術が問題なく終わりますように・・・」とお祈りをして、口元に麻酔のマスクをあてられると、5秒くらいですぐに意識が遠のきました

面白いことに、手術中は愛犬と散歩に行っている夢を見ました。

 

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・・・そして、長い夢から覚めると、大勢の看護師さんに囲まれている状態でした。腰には恐ろしいほどの激痛が走っていましたが「ひとまず無事に目覚めれてよかった」とホッとしました。
脊柱管狭窄症 手術

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手術時間は4時間半。手術は無事成功 執刀医の先生と看護師さんに感謝

手術時間は4時間20分に及んだそうです。

手術後は別室で妻が担当医から手術内容の詳細を聞いており、私は手術が無事成功したことだけを簡単に説明されました。

出血も少なく、手術中に輸血を行うこともなかったそうです。リスク説明の際には輸血療法のリスクについても説明を受けていたため、輸血がなかったことを聞くだけでも安心ができました。ただ、術後も出血が続くようで、その出血次第では輸血を行う可能性があることも告げられました。

とりあえず、このときは麻酔から覚めたばかりで吐き気があったことと、腰の激痛で、簡単な説明を受けるだけで限界の状態でした。

5つのチューブにつながれた状態で1夜を過ごす

病室に入ると、5つの管につながれた状態で身動きをとることができませんでした。

管の一つ目が術後血腫用のチューブです。これは、手術で切開をした腰部の傷口から、術後もじわじわと出てくる出血を溜めるための管で、見るだけでげっそりしました。
脊柱管狭窄症 術後血腫

管の2つ目が痛み止めのインジェクションです。

脊柱管狭窄症 手術
脊柱管狭窄症 手術

左の痛み止めと右のボタンとセットになっていて、右のボタンを押すことで痛み止めが投与される仕組みになっています。看護師さんからは痛みが我慢できないときに押すように言われましたが、結果的に私は10回以上痛み止めを押すことになりました。

管の3つ目が点滴です。
脊柱管狭窄症 手術
こちらは当初の血管確保の際に入れた注射針に点滴を付け替えることで対応いただきましたので、何度も注射針を打ち直すことはなく非常に助かりました。

管の4つ目が心電図です。これは胸部に3つつけられていました。痛みはないのですが、ベッドの上で体を動かすときに邪魔でした。
脊柱管狭窄症 手術

そして最後5つ目の管が導尿(尿道カテーテル)のチューブです。

これは写真を撮れませんでしたが(撮っても皆様には公開できる代物ではありませんが・・・)、術後は痛みでトイレにも行くことができませんので、お手洗いに行く代わりに繋がれるチューブです。

簡単に説明をすると、尿管にチューブをいれ、そのあとにチューブを膨らませて外れないように固定するのですが・・・これが手術中の意識がないときに挿入されていました。

そのため挿入時の痛みなどはなかったのですが、これを術後2日目の夕方に外した時の感覚といえばもう・・・興味がある方は手術体験記を読み進めてみてください。

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術後の血栓予防の弾性ストッキングも装着

術後血栓(血が固まって血管内で詰まること)を予防するための、弾性ストッキングも装着しました。
脊柱管狭窄症 血栓

手術の後の血栓は本当に怖い症状のひとつと事前に聞かされていたので、可能な限り足を動かして、血が固まらないように気を付けました。

痛みで殆ど眠れなかった手術当日の夜

手術当日の夜は、痛みがひどくほとんど眠りにつくことができませんでした

痛みを少しでも和らげようとベッドの上でいろいろと体勢を変えるのですが、その動きでも激痛が走り、ナースコールを1時間ごとくらいに押して、体勢を変えるのを手伝っていただきました

ベッドはボタン式のリクライニングになっていましたが、ボタンを押してベッドをあげるなんて絶対に無理というほど、腰の痛みはひどいものでした。

ちなみに、手術当日は食事は一切ありませんでした。前日の夜から水すらも禁止された絶食続きでしたが、点滴を入れているため、空腹で苦しむようなことはありませんでした。翌朝から食事が始まると伝えられましたが、吐き気が残っており、本当に食事なんて摂れるのか疑問でした。

正直、このときは少し気持ちが折れそうになり、手術をしたことを後悔しました。人には絶対おすすめできないとも思いました。

手術当日はこのように痛みに悶えながら、翌日の朝を迎えました。

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脊柱管狭窄症狭窄症の手術をする前に

脊柱管狭窄症手術は費用・時間・手術のリスクが伴う大きな決断です。また、術後の経過次第では再手術を余儀なくされる人も少なくありません。脊柱管狭窄症手術をする前に、適切なトレーニングで手術を避けられないか、必ず一度は試し頂きたい内容をまとめました。

>>脊柱管狭窄症改善・対策にオススメの鍼治療とストレッチ厳選4つ

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手術はとても大変でした
脊柱管狭窄症手術を受ける前に

脊柱管狭窄症は、症状が重くない段階では、適切な改善方法を実践することで症状を改善・完治することが可能です。私のように症状が重度になり手術を受ける前に、是非一度参考にしてみてください。

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