脊柱管狭窄症に低周波治療器の効果はあるのか?私の実体験まとめ

私は腰部脊柱管狭窄症手術を受ける前に、低周波治療器(低周波電気治療器)というものを使って自宅で脊柱管狭窄症の改善を試みました。

今回は、その時の実体験をまとめておきますので、同じ悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

そもそも低周波治療器とは?

私が低周波治療器と出会ったのは、脊柱管狭窄症で通っていた鍼治療の先生にそのような改善方法もあると聞くことができたからです。

過去に低周波治療器を使った経験もありましたので、脊柱管狭窄症にも効果があることを聞いて驚きました。

そもそも低周波治療器とは、微弱な低周波の電流を体に通すことで、筋肉を直接マッサージする療法です。これによって、血行を促進し、神経を鎮めること、患部の痛みを和らげることを狙う器具になります。

低周波治療器の選び方と事前に知っておくべきポイント

まず、医療器具であるため、きちんとしたメーカーで効果が期待できるものを選ぶ必要があります。日本で販売されている低周波治療器の主要メーカーは「パナソニック」「オムロン」です。

私は、オムロン製のものを購入しましたが、パナソニック製のものでも問題はないと思います。

また、私が脊柱管狭窄症改善のために低周波治療器を選んだ際、気を付けたポイントは以下の3点です。

低周波治療器の使用部位

低周波治療器によっては、特定部位のみに特化した製品が存在しています。

私の場合は、腰部脊柱管狭窄症でしたが、痛みとしびれは腰に加えて脚もひどかったので、足腰の両方に対応しているものを選ぶようにしました。

低周波治療器の周波数を確認する

低周波治療器は、製品によって対応している周波数が異なります。

一般的に、周波数ごとの効果は以下の通りに説明されています。

  • 1Hz前後:血行を促進する目的
  • 50Hz前後:痛みを緩和する目的
  • 122~1200Hz前後:より強い痛みの緩和を期待する目的

これを見て頂くと分かる通り、脊柱管狭窄症改善のためには最低でも50Hz、痛みが続いている方は(私もそうでした)1200Hzにまで対応している製品を選ぶ必要があります。

低周波治療器で脊柱管狭窄症の改善まで見込みたい方は、無難に1200Hzまで対応しているものを選ぶことをオススメします。

低周波治療器の付属品・機能をチェックする

私は脊柱管狭窄症の診断を受ける前に通常の腰痛治療としても低周波治療器を利用したことがありました。

その経験から申し上げると、まず腰部に対して低周波治療器を使うことを想定した場合、4枚パッドがついている製品がオススメです。過去に2枚パットのものを購入して、治療できる範囲が狭く後悔した経験があります。

また、通常しっかりした低周波治療器は、周波数を細かく指定できますし、温熱治療付きのものもあります。個人的には温熱治療付きの方が効果が高いように体感しました。

スポンサーリンク

脊柱管狭窄症に低周波治療器は効果があったのか?

低周波治療器は、通常1部位につき15分程度の通電を行います(もちろん、購入された際には使用上の注意をよく読んでください)。

私が低周波治療器で6か月以上効果を試した結果はズバリ・・・・

痛みの軽減は図れたが根本的な解決にならなかった(泣)

というのが実情でした。

特に治療直後は痛みの軽減効果が大きかったのですが、時間が経つと効果が薄れてきてしまう状態でした。

私が脊柱管狭窄症を発症した理由にも記載の通り、私の場合はすでに狭窄の状態が相当に悪化していたため一時的な改善にとどまってしまったのだと考えています(それでも、治療器を使ったすぐは確かに効果を実感できました)。

一方で低周波治療器で脊柱管狭窄症の症状改善に成功されている方も実際に多くいらっしゃるのは事実です。

もし症状が軽度である方は、一度低周波治療器での脊柱管狭窄症改善に取り組まれてみる価値はあるかとおもいます。特にご老体の方は、このように自宅で治療が継続しやすい方法で効果が得られるのであればそれに越したことはありません。

個人的には脊柱管狭窄症改善には専門のストレッチが最も効果があったのでそちらをオススメしたいのですが、こればかりは個人差があるものなので、ご自身で試していただくのが一番いいでしょう。

脊柱管狭窄症にオススメの低周波治療器3つ

私が脊柱管狭窄症改善のために利用した低周波治療器のシリーズも含めて、オススメできる3つの低周波治療器を記載しておきます。

ご自身での利用や、ご親族のプレゼントを考えられている方は参考にしてみてください。
※私が脊柱管狭窄症用に低周波治療器を購入する際、周波数が足りなかったり使いにくいと判断したものはすでに除外していますのでご安心ください。

なお、低周波治療器はオープン価格ですので、Amazon等のネットショップでお得に買うことができます。購入される際にはリンク先の商品レビューもよく確認されることをオススメします(私は必ずレビューを見ます)。

オススメ1位:オムロン HV-F5200


メーカー:オムロン
使用可能部位:肩関節・ひじ関節・腰・ひざ関節
周波数:1Hz~1200Hz
パッド数:4枚
温熱治療:対応
価格:25,000円程度(オープン価格)
>>オムロン 電気治療器(温熱サポーター付) HV-F5200

私が選んだのは最終的にこちらのオムロンシリーズでした。こちらのシリーズは周波数・使用部位・パット数・温熱治療の点で私がほしかった機能のすべてを網羅していました。特に温熱治療付の低周波治療器は少ないので、重宝しました。ちなみに、脊柱管狭窄症以外にも通常の肩こりやひじ・ひざの神経痛にも使うことができますので、家族で共有して使用することもできます。

オススメ2位:パナソニック EW6021P-S


メーカー:パナソニック
使用可能部位:首・肩・肩関節・背中・腰・膝・脚・足裏
周波数:3Hz~1200Hz
パッド数:4枚
温熱治療:非対応
価格:18,000円程度(オープン価格)
>>パナソニック 低周波電気治療器 EW6021P-S

次にパナソニック製の低周波治療器です。こちらも周波数は最上位のモデルになっていますが、オムロンよりも価格も求めやすい形になっています。温熱治療がついていませんが、そこまでの機能を求めない方にはお勧めできる低周波治療器になります。

オススメ3位:オムロン HV-F5000


メーカー:オムロン
使用可能部位:肩関節・ひじ関節・腰・ひざ関節
周波数:1Hz~1200Hz
パッド数:4枚
温熱治療:非対応
価格:20,000円程度(オープン価格)
>>オムロン 電気治療器 HV-F5000

1位に挙げたHV-F5200の温熱治療機能がついていないシリーズです。その分、求めやすい価格になっているため、HV-F5000は少し高すぎる・・・・と思われた方はこちらを検討してみてもいいと思います。機能的にはEW6021P-Sと同等ですので、価格の低いパナソニックの方を2位にしています。

l

スポンサーリンク

低周波治療器とストレッチはどちらがオススメか?

先ほどの申し上げた通り、私は「低周波治療器による脊柱管狭窄症改善」も「ストレッチによる脊柱管狭窄症改善」も両方取り組みましたが、個人的な感想としてはストレッチの方が効果が高かった体感がありました。

鍼治療も体験しましたが、低周波治療器の効果は鍼治療の効果と似ていて、治療直後は効果があるけれども時間が立つと効果が薄れてしまうものでした。

こればかりは個人差もありますし、もっと長く継続して治療を続けた場合効果がみられる可能性はあるのかもしれませんが、もし低周波治療器以外の狭窄症改善の方法も視野に入れられている方は、是非脊柱管狭窄症専用のストレッチも確認をしてみてください。

脊柱管狭窄症改善ストレッチは現役の医療現場で培われた方法が凝縮されていますし、効果が高いため返金制度も充実しているケースが多いです。

自分に最適な脊柱管狭窄症改善の方策を探すことは、私のように手術を受けることを避けるために非常に大切なポイントかと思いますので、是非検討をしてみてください。

脊柱管狭窄症狭窄症の手術をする前に

脊柱管狭窄症手術は費用・時間・手術のリスクが伴う大きな決断です。また、術後の経過次第では再手術を余儀なくされる人も少なくありません。脊柱管狭窄症手術をする前に、適切なトレーニングで手術を避けられないか、必ず一度は試し頂きたい内容をまとめました。

>>脊柱管狭窄症改善・対策にオススメの鍼治療とストレッチ厳選4つ

同じ悩みを持つ方にこの記事を共有してあげて下さい!


手術はとても大変でした
脊柱管狭窄症手術を受ける前に

脊柱管狭窄症は、症状が重くない段階では、適切な改善方法を実践することで症状を改善・完治することが可能です。私のように症状が重度になり手術を受ける前に、是非一度参考にしてみてください。

①現役の医療機関・整骨院が監修で、かつ②返金保証がついているため安心して始められます。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。